二重あごと病気
二重あごの見た目を改善したい方は多いかもしれませんが、病気にならないために二重顎を治したいと思う方はあまりいないかもしれませんね。
でも、どうやらやっぱり健康の面からもなおした方がいいみたいです。
二重あごの原因はあごを引っぱり上げている筋肉の衰えにもありますが、そのことは筋肉が二重あごの重みに耐えられず顎がさがり口を開きやすくなるということになります。鼻よりも口呼吸しがちになり、口内が乾きやすく外気もそのまま呼吸することになります。
またもう一つの原因である「リンパの流れが滞ること」により免疫機能が低下してきます。
これらによって、風邪をひきやすくなったりします。さらに歯周病、肺炎へも引き起こす可能性もあります。
二重あごになる原因と、顎関節症になる原因は同じといいわれています。その原因は「噛み合わせの悪さ」です。
ですから二重あごなら、顎関節症になる可能性もあるということです。
そしてその「噛み合わせが悪さ」の一番の原因は、口のまわりやあごの下の筋肉がかたよった使われ方をして筋肉をバランスがくずれてしまっていることです。、年齢を重ねて弱った部分のあごの筋肉が重力に負けて垂れ下がり二重あごの状態になっています。一方あごの関節をカバーすべき筋肉が衰えて顎関節症になります。
「二重あご」の重さで、寝ている間に口で呼吸をしていていびきをかき、やがて、寝ている間に何回も呼吸を止める睡眠時無呼吸症候群になる可能性もあります。
またいわゆる肥満などとは原因の異なる「二重あご」で、加齢などで舌骨をつるしている筋肉がおとろえることが原因の「二重あご」の場合も睡眠時無呼吸症候群になる危険があります。
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